07/30、10:00、チェックアウト。と、なんとクレジットカードがない。
Sant Antoniで夕食に使ったからそこに置き忘れたのだろう。あの海にもう一つの失せ物が。
TAXIに乗って空港へ。そこでカードを止めてもらうよう、電話をする。友達用のおみやげを買う。

12:40、離陸。13:45、Barcelona。バッグが出てこない。lost baggageの受付は長蛇の列。空港の様子が全体におかしいと思う。
やっと受け付けてもらって分かったのは、荷物の受け取りをせずに東京まで自動的に転送される手続きだとのこと。
まだAmsterdamで1泊するのに、手続きが間違っている。おかげで、予定していた昼の便には乗れなかった。イライラは頂点に。
夜の便に振り替えてもらう。「マド? ツ−ロ?」と聞かれる。窓、と答える。少し気分も落ち着いて、空港のカフェで休憩。
20:20、予定よりだいぶ遅れて、振替の便で離陸。Barcelona上空。赤茶の屋根ばかり。多くの家にプールが付いている。
高い雲と低い雲が織りなす広大な立体感。二人でiPodを聴きながらジェスチャーだけのとりとめのない会話をしていた。
22:40、Amsterdam。秋のように涼しい。これが本来のオランダの気候なのだろう。
空港の係員に、バッグを取り出してほしい、と頼むが、すべては自動的に搬送されるので、途中で取り出すことは不可能だ、
と言われる。「sorry, sorry」と言いながら、ファーストクラス用の洗面キットを二つくれる。
気がつくと、Tシャツに穴が開いている。バルセロナで買ったばかりのペアのTシャツだ。
心も引き裂かれたように、脳裏に優しく悲しい音楽が降りてくる。

23:10、Sciphol空港から電車に乗る。相変わらず電車料金は自己申告制だ。寒い国のわりにずさんだ。
23:30、HOTEL AMSTEL BOTEL。船がホテルになっている。どこまでも続く長い廊下は合わせ鏡の前に立っているようだ。
http://www.amstelbotel.com/
331号室。シャワールームには、Soap/Shampoo/Conditionerというボトルが一つある。全部じゃないか。
テレビのCMも番組も、とてもエロティックなものが多い。カーテンの柄がヨーロピアンなのだが、サイケデリックにも見える。
02:20、いろいろあった今日。旅はハプニング。これが旅というものだろうか。気分が疲れた。寝る。