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jeu 20 mai 1999

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「ありがとうございます」
TAXI にチップを渡して、ホテルへチェックイン。
フロントでもやっぱり英語。仏語が少しは分かると言ってみた。
にもかかわらず、彼はけっこう得意げに英語を話す。上手いつもりらしい。
次からは、私は英語は全く分かりません、と言うことにしよう。

506号室。着いた。まだ元気がある。
それにしてもここは本当に地球をぐるっと回ってきた、そこなのだろうか。
日本はこの地面のはるか下の方に?
何だか自分がどこに来てしまったのか混乱している。
APSをポケットに、たった一人で散歩に出てみる。
20時なのにずいぶん明るい。
夕方のParisがどの程度危険なのか分からないので、
ホテルの近所だけにしよう。

ここはOPERA地区の外れの方。
雨は止んだと思ったが、わずかに小雨が感じられる。早足で歩く。
と、いきなりゴミ収集車のおじさんが挨拶をする。ん、何か言っている。
少し振り返ったら、追いかけてきて、おねーさん美人だねえ、と言う。
スピードを上げて歩く。
アラブ系の男性が歩道を前から歩いてきて、
すれ違いざまに、こんばんは、と言ってニッと笑う。
しばらくたたないうちに、また前から別の男性が
歩いてきたから、今度は何気なく道の反対へ渡る。
男性は道の向こうから、こんばんはー、と言う。
何だか物騒だ。男になりたい。
子供達がまだ歩いていたりするから、すごく危険というわけでは
ないのだろうが、ひととおり周りを見たからそろそろ帰ろう。


シャワーを浴びる。痛いほど勢いよくお湯が出ると、なんかほっとする。
時差7時間。長い一日が終わる。

 

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