SORTIE

mar 25 mai 1999

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ST PAULから、MUSEE DU LOUVREへ。

中庭の大きなピラミッドのオブジェは
Rouvre美術館の入口。今日は休館。
なのに人がたくさん。
みんなの憩いの場となっている。
しばらく座って水のゆらめきを眺める。
少年たちが水をかけあって逃げ回って笑い転げている。

ピラミッド清掃中。なるほど、リモコン操作。
人間はどうやっても登れないので。

日本人のおばさんに話しかけられる。
フリーのツアーで来ているのだけど、
ご主人とここではぐれてしまったらしい。
旅行エージェントに電話して欲しいと言うのだが、
それは仏語が話せるかどうか以前に、
ホテルに帰ってみる以外に方法がないのでは。

橋の上は屋外の常設展。奇妙なオブジェが並ぶ。

アラブ系の男性が執拗に話しかけてくる。
もうこれで何人目だろう。
みんな仏語に、たまに無理に英語を交えて。
誰もが日本在住のアラブ人と全く同じことを言う。

・・・あなた名前なんですか
私、名前トニーといいます
あなた仏語はなせますか 英語はなせますか
私、お友達いなくて寂しいです
あなたと私、お友達 いいですか
すこしコーヒー飲みませんか すこしだけ・・・

なぜこうも同じことしか言えないのだろう。

アラブ男はどこまでもついてくるが、
こちらも暇だしのんびり歩きたいので、
話しかけられるたびに適当に言って返した。
「一緒にお散歩しましょう」
「独りで歩きたいの。さよなら」
「なぜですか」
「独りが大好きなの。バイバイ」

中にはこんな質問をする人も。
「ここ、美しいです。日本、美しいですか?」
まだ簡単な言葉しか話せないのだろうが、
それにしても難問だ。日本はきれいな国なのだろうか。
ふと、日本が遠く感じられた。忘れてしまいそうだ。

MUSEE DU LOUVREからST GERMAIN DES PRESに出て、Luxembourg公園に行った。
麗子が写真を撮れなくて残念がっていたLouvre とLuxembourg を写真に撮った。
早く帰ろう。そろそろ部屋に戻って独りで待っているに違いない。

 

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