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mar 25 mai 1999

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たった一日の独り歩きもこれで終わった。
麗子と昼間にばったり会ったときに約束した時間より、だいぶ遅れてしまった。
最後は大慌てで帰ってきてみると、麗子もだいぶ長い間外にいたようだ。
満足げな顔をしている。よかった。

夕方の時刻なのに、昼間のように明るい。
窓を開けてシャワーを浴びる。
乾いた風がひんやりとカーテンを揺らす。
鳥の声が聞こえる。
Parisの旅が終わる。

Vittel を飲みながら、空の色が変わるのを何時間も見ていた。

毎日見える屋上のえんとつ状のもの、結局何だか分からなかった。
植木鉢を逆さに伏せたようなもので、どこにも穴は開いていない。

これが最後の夜。

 

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