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mer 26 mai 1999
快晴。今日は帰るんだ。
いつも通りの朝食。
そして忘れ物を念入りにチェックして
部屋にさよならをする。ゆっくりとドアを閉める。
ついにTAXI
が来た。
アジア系の女性ドライバー。すごい馬力で荷物を持ち上げてくれる。
TAXI
の窓を開ける。暖かい風が吹き抜ける。木漏れ日が通り過ぎる。
Parisの街、見る風景ひとつひとつに、心の中でお別れをする。
Parisを出る。それにしても、なんという速さ。150km/h。
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C.D.Gaulle 空港に着く。ここも何もかも透明と白で出来ていて、空がよく見える。
荷物を引いて歩いていると、後ろから紺色の制服姿の若い男が二人。
「飛行機に乗るの?」質問が当たり前すぎて自分の耳を疑う。
胸には"POLICE NATIONAL"。
肩にはワッペン。マクドナルド型の帽子をかぶっている。
ずいぶん足首の細いショートブーツを履いて、その中にズボンの裾を入れている。
何だかアンバランスで、突いたらパタッと倒れそうだ。
麗子はフランスの料理雑誌を買う。なかなかいいおみやげだ。
自分は、"Le Petit Prince(星の王子様)"を買う。(直訳は"小さな王子様"だ)
日本にも探せばあるのだけど、ちょうどここにあったので。
搭乗口付近で、またさっきのPOLICE
NATIONALの片割れに会う。
「ちょっと連れがキミを呼んでるから、2分だけでいいんだ、来ないか」
街角のキャッチセールスのように断った。
彼らはこの空港で、あの制服を着て、何を守っているのだろうか。
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